アブソリュートブラック(absoluteBLACK)の楕円チェーンリングをアウターに入れましたのでまとめます。
※(追記)48-32Tのサブコンパクトに換装しました。
↓ここから
楕円インナーのバロックギアを使い始めて早1年近く。
ペダリングの下手な私にとっては、下死点で余計な踏み込みをせずに素早く脚が引き上げられるので登板中のケイデンスもあがり、いい矯正ツールとして使っています。平地で真円のアウターにした途端やたら重くなった気がして萎えるので、結局インナーのバロックギアのまま終日走ってることもしばしば・・・(^^;
じゃあ、アウターも楕円にしちゃいなよYOUということで、いろいろ探したんですが、
・変速性能は極力落としたくない
・変化率がバロックギア程度の少な目(多いと脚に負担がかかる)
・値段が高くないw
という3点を重視した結果、様々なインプレを見て、
アブソリュートブラック(absoluteBLACK)の50Tに換装することにしました!
メーカーHPは↓こちら。
なお、アウターを換えるときは、チェーンリングの固定ボルトが必要になりますので、忘れずに!
アブソリュートブラックから販売されている6800対応のボルトはこちら。
クランクとチェーンリングの段差が気になる方は、少し高いですがこちらのタイプを。
なお、私は子供用の超コンパクトクランクを作った時(↓記事参照)に使用したシマノ純正の6800の固定ボルトを流用しました(節約
チェーンリングの換装はトルクスレンチがあればサクッと取り付けられますが、ややこしいというか、面倒なのがFDの調整。。
インナーだと気にしなくてよかったですが、アウターが楕円だと、最大歯数になる箇所と最小になる箇所で大きさがだいぶ異なるため、最大歯数になる箇所で、ぎりぎりFDがアウターに動くように、FDの取付け位置を上にあげないといけません。FDと歯の隙間が1~2mmになるように調整しました。
また、ちゃんとFDの可動域をアウター側/インナー側で設定してあげれば、チェーン落ちすることはないですが、一応、予防としてTOKENのチェーンキャッチャーも装着しました。
メンテ台上だけでなく、実際に試走してみた感じも全く変速性能の悪化は感じません。FD-R8000が優秀なのもあるでしょうが、ストレスなく変速できています。
もし、変化量の大きいローターとかオーシンメトリックの楕円アウターだと、FDの調整がさらに難しくて、チェーン落ちなど問題も発生するのかなと思います。そういう意味でも、アブソリュートブラックは実用性を捨てないレベルで、楕円の恩恵を受けられるのでオススメです。
※RDのキャパシティの問題もあるので、当方の環境ではアウター×ローはNGになりました。がりがりします。。
また、インナー×トップもFDにチェーンが当たってシャリシャリ音が多少するので極力使わないようにしています。よって、実質18速!w
参考に私の組み合わせはこちら。
クランク:FC-6800
アウターチェーンリング:アブソリュートブラック 50T
インナーチェーンリング:バロックギア 34T̟̟±2
FD:FD-R8000
STI:ST-6700
チェーン:CN-HG901
肝心のアブソリュートブラックのインプレですが、とりあえず40km程度いつもの平坦コース(志賀島)を走ってみた感じでは、
・バロックギアからアウターにあげても踏力に違和感なし
・アウターでのケイデンスUP(10%ほど増)
・変速性能全く問題なし
・見た目はデーハーw
です。
厳密には、インナーのバロックギアとは楕円の角度が微妙に違っていて、歯数が大きくなる(踏み込みが重くなる)位置が多少遅いため、ペダルが1時頃から重くなって5時頃には力が抜ける感じです。(バロックギアは12時頃から4時頃)
登坂中は平地よりもつい踏み込んでしまいがちなので、早くに力を抜いて反対の脚を上げるようにするバロックギアの角度は理にかなってるのかなと思います。平地ではアブソリュートブラックの方が踏み込みも引き足もどちらもトルクをかけやすいなという印象でした。ただ、調子に乗って踏んでると、意外と脚が売り切れてしまいそうな気もします(汗 ここあたりはパワメを見ながら自制心が必要ですね。。
後日、ロングライドを走ってみて再インプレします~