徒然なるままにSPECIALIZED・FUJIのロード乗りのブログ

SPECIALIZEDとFUJIのロードバイク愛好家です。スペシャ3台、FUJI3台に乗っています。ロード弄りを中心に、親子でのサイクルイベント等、その他いろいろな趣味や思いついたことを書き溜めていきます。※アドブロック機能をONでご覧ください。広告が邪魔です。

IRCのチューブレスタイヤ(フックレス)で苦戦した記録。手順とオススメの解決法をば。

先日購入したZIPP 303S、元々25Cがついてて軽量で悪くなかったんですが、ワイドリムなホイールには少しリムが見えすぎてるのと、28Cのエアボリューム感が恋しくなりタイヤを交換しました。

 

IRCのFORMULA PRO HL TUBELESS READY S-LIGHT 28Cです。

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以前のSCOPEにはチューブレス運用でしたが、シーラント入れとかないと結局パンクしたときに困るので、それならより軽量なチューブレスレディ&シーラントでいいじゃんってことで。

 

で、ZIPP303Sとこのタイヤは相性いいのか、ホイールにタイヤを嵌める際には全く工具などつかわずに、手だけですんなりと嵌めることができました。

 

問題なのはここから。通常であれば、

①チューブレスバルブのコアを外す

ビードワックスやローションを塗る

③リムの中心部に綺麗にタイヤのビードを揃える

④ブースターに空気貯めて接続

⑤一気に空気放出⇒ビードが上がる(゚д゚)ウマー

で済む話ですが、まぁビードが上がらないこと。。。

④~⑤をエンドレスに繰り返すハメになりました。

 

そもそもIRCのタイヤの構造的に、③の段階でタイヤのビードが広がりそうにない(内側に丸まったまま)ので、ちょっとやそっとの空気量じゃタイヤが広がらない感じです。これがフックレス対応のタイヤだからなのか、IRCだからなのかわかりませんが、IRC愛用者としては他メーカーに浮気しようかと本気で思いましたw

あと、以前までのタイヤであれば、④で毎回5~6気圧くらいまで貯めれば十分にリムがあがったのに、9~10気圧まで貯めないと動く気配がありません。計何百回ポンピングしたことか。。。

結局2時間以上もかけて、前後輪ともに無事にビードがあがりましたが、前輪は翌日に空気が抜けてる始末\(^o^)/もう精魂尽き果てたので、ショップに持って行ったところ、↑のように純正のリムテープだけだとあがらないケースがあるとのことで、リムテープをもう一周巻いてもらうと・・・すんなりとビードが上がりました!!

 

というわけで、同じようにチューブレスタイヤの交換で困った方、まずは↓の1を試してみてください。テープのわずかな厚み分の密着が足りないといくら頑張っても物理的に無理なようなので、純正のテープに追加することをおすすめします。

それでもだめなら2~6をお試しあれ。

 

1.チューブレステープを1周追加(だめならもう1周)

2.ブースターに貯める空気は9~10気圧は必要(少し怖いですが。。。)

なお、↓のシュワルベのブースターを使ってます。チューブレス運用ならこれがないと無理ですw

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3.④の前にシーラントをワックスの代わりに少量塗って空気の保持力UP

 ⇒有効でした。多少手が汚れますがw

4.一旦チューブを入れてビードを上げてから、片側だけそろりとビードを落とし、チューブを抜いて、片側だけビードがあがった状態で④~⑤

 ⇒有効でした。面倒ですが、何度もポンピングするよりはるかに楽です。おすすめ。

5.タイダウンベルトでぐるっと締め上げてから④~⑤

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 これは試してませんが、↑みたいなベルトでギュッとタイヤとホイールを強制的に密着させた状態で空気を入れると、リムが広がりやすいようです。4でもだめならお試しあれ。

6.車用のエアコンプレッサーを使うw

↓のようなバルブアダプターが必要です。今回はショップ頼りだったので使いませんでした。ただ、このアダプタはツールバッグに入れておくと出先でパンクしたときにガソリンスタンドとかで助けてもらえるのでオススメです。

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無事にビードがあがったら、あとは一旦空気をやさしく抜いて(ビードが落ちないように)バルブコアを外します。

ビードがあがったように見えても完全にパンッと音が鳴ってないとまた落ちます。少し指定空気圧より多くいれて完全にビードをあげてから空気を抜きましょう。

 

ちなみに、シーラントを入れるときにはダイソーの化粧品コーナーにある注射器が完璧です。ほとんど漏れることもありませんし、100円でめっちゃ優秀です。

あとは、バルブコアを取り付けて、規定気圧まで空気を入れて完成!

 

 

IRCのタイヤは転がりも軽くて、適度な柔らかさ&モチモチな感じでロングライド向きです。昨年は5000kmほど乗りましたが、パンクは一度だけ(しかもシーラントですぐ塞がった)なので個人的にはおすすめします。

 

(追記)2年目に入って少しして、2度目のパンクを経験しました。しかも同時に2か所(^^;一応、シーラントで塞がってて帰れました(というか帰るまで気が付かなかったw)が、翌日見てみると完全に空気が抜けてました。どうしようもないレベルの穴だったようです。パッチ補修しましたが使うには気が引けるので、街乗り用に下ろしますw ということで約6000kmでのタイヤ寿命となりましたとさ。そこそこ持つほうじゃないかなと思いますので私はIRCをリピートします。

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