徒然なるままにSPECIALIZED・FUJIのロード乗りのブログ

SPECIALIZEDとFUJIのロードバイク愛好家です。スペシャ3台、FUJI3台に乗っています。ロード弄りを中心に、親子でのサイクルイベント等、その他いろいろな趣味や思いついたことを書き溜めていきます。※アドブロック機能をONでご覧ください。広告が邪魔です。

アブソリュートブラック(absoluteBLACK)の48-32Tのサブコンパクトチェーンリング仕様に換装

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いままで使っていたabsoluteBLACKのチェーンリングは50Tでしたが、やはりトップギア12Tまで使うことがほぼなかったため、思い切ってローギア化してみました。

 

アウター absoluteBLACK 50T ⇒ absoluteBLACK 48T

インナー バロックギア 34T±2 90° ⇒ absoluteBLACK 32T

への換装になります。

比較インプレはまた次回!

 

 以前は↓の50Tの楕円を使用していました。

kyo-metal.hatenablog.com

ここ最近はそこそこ踏めるようになった方だとは思いますが、それでもアウター50T×トップ12Tで走ることはほぼなく、スプロケットの1~2速部分はいつも綺麗で、それ以下ばかりが汚れる状況でした(^^;クリテとかレースとか出るなら50T以上が当然必要でしょうが、私のような用途では平地で40km/h巡行できるギア比で十分かなと。

↓のとおりケイデンス90で45km/h出れば十分。平地でそれ以上で巡行することはまずありません(できません)し。。 

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また、リアディレーラー(6700A-GS)的に、50Tの楕円だと最大歯数のときにキャパオーバーでアウターローが使えない状況だったので(基本NGですが・・・)、機材的にも少し小さい歯数にしたほうが負荷も減るかなと。 

 

購入したのは、同じくabsoluteBLACKの48-32Tのサブコンパクトです。

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メーカーHPはこちら。

absoluteblack.cc

 

こちらは普通にAmazonでも買えます。

アウター48Tはこちら。

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amzn.to

インナー32Tはこちら。

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amzn.to

 

※このサブコンパクトチェーンリングは少し特殊で、48-32T、46-30Tの組み合わせのみです。46-32Tとか、48-他社製34Tとかの組み合わせは、ボルトの形状が特殊なために普通には組めませんので要注意!後述します。

 

 

交換作業は、インナーも交換になるので、素直にクランクを外して、チェーンリングを付け替えるだけです。

 

インナーの比較ですが、バロックギア34Tと重ねてみるとこんなに違います。角度も違うので比較しづらいですが、バロックギアで一番軽くなるところが最大歯数になる感じです。

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で、取付けになるんですが、先述したように、この32Tは少し特殊なギアになっているため、他との組み合わせができません。その要因がこれ。

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インナーに出っ張ったネジ切りが設けてあって、ここに4本のボルトで締める形になります。ボルトも少し細身の専用品なので、シマノのボルトは流用できません。

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で、まず32Tインナーをクランクにあててみるとこんな感じにクランクとの間に隙間ができます。

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で、勘のいい方はお気づきのように、インナーにそんなにでっぱりがあったら、アウターとの隙間が大きくなりすぎて変速しないんじゃないかと疑問に感じると思います。

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そこで48Tアウターをみてみると、こんな風にクランクの穴と当たる取付け面がえぐられて作られており、クランクのアームとツライチな高さになっています。これも特殊な造りです。なので、32Tインナーのネジ切り部分の厚みが隙間として必要なんですね。

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48-32Tの組み合わせでつけてみるとこんな感じです。

 

 

ちなみに、参考までいままで使っていた50Tのアウターだとこんな感じ。チェーンリングの取付け面が真っ平らのため、クランクのアームの厚み分がアウターとインナーの隙間になるので、他の普通のインナーだとちょうどいいわけです。

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なので、↑の写真の状態(普通のアウター)に、サブコンパクトの32Tインナーをつけようとすると隙間が通常より2倍近く広くなりますので、たぶん変速しないと思います(試してはいません)

逆に、サブコンパクトの48Tアウターに、通常のインナー(バロックギアも含む)を取り付けようとすると、一切隙間がなくなってしまうので、これまた変速しません。こちらに関しては別途スペーサーをかませればいけるかもですが。。

 

また、さらに小さいサブコンパクトの46-30Tは実物は見ていませんが、写真で見る限り、48-32Tよりもさらに細いボルトでアウターとインナーを固定するようになっているようですので、もっと流用は難しくなるのかなと思います。

 

というわけで、

absoluteBLACKの48-32T or 46-30T のサブコンパクトはこの組み合わせでしか使えない

です。

当初、私も48Tだけ買おうかと思っていましたがw、辞めておいて正解でした(^^;

 

で、サクッと組み上げてみて、FDの調整をして完成です。

このサブコンパクトに換装すると、チェーンリング2枚がほんの少し内側にオフセットされますので、FDの高さ調整だけでなく、可動域の調整も必要になります。R8000では問題なく調整できました。

 

 

ぱっと見はそんなにコンパクトになった印象はないですね。インプレはまた後日走ってみてから追記します。

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※補足ですが、この専用のボルトはアルミで舐めやすいです(^^;

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前所有者の方がたぶん締めすぎていて、↑のボルトのネジ切部分の根本付近のネジ山がなくなって空回りするようになっていましたので、別途ボルトを注文しました。

販売元のフタバ商店さんは非常にメールのやりとりも丁寧で案内してくれました。

e-ftb.co.jp

取り扱いのあるお店で「Subcompct48/32用 補修ボルト」 2875円 を注文すれば、すぐに届けてもらえます。締め付けトルクは5~6Nm程度でよいそうなので、締めすぎ注意!シマノのクランク説明書に記載されているような12N・mとかで締めると間違いなく破断します(汗

あと、個人的には、こういう緩むとまずいボルトは、ロックタイトを塗布しています。これおすすめ!ビンディングとかディレーラーハンガーの固定ボルトとか、緩むとまずいところに使えるので、DIY派な方は保険にぜひ。

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https://amzn.to/3kFVLqN

 

 

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