徒然なるままにSPECIALIZED・FUJIのロード乗りのブログ

SPECIALIZEDとFUJIのロードバイク愛好家です。スペシャ3台、FUJI3台に乗っています。ロード弄りを中心に、親子でのサイクルイベント等、その他いろいろな趣味や思いついたことを書き溜めていきます。※アドブロック機能をONでご覧ください。広告が邪魔です。

初心者にこそ勧めたいバロックギア! 90度 34T±2を導入&インプレ

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ロードを始めて約3年。そこそこ走れるようになりましたが、坂になると永遠の初心者の私(苦笑)。それでもやはり効率よく登れるようになりたい、という思いで導入してみました。

 

 

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既にいろんなブログ等でインプレがあったり、詳しくペダリングモニターを使って解説されている方もいるので、ここではざっくり書きます。

 

〇取付け
普通はクランク外して、インナーギアを取り外すべきだと思いますが、面倒だったので、ロードをひっくり返して、チェーンをBB上におとして作業しました。

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取り外したチェーンリング比較。結構楕円というか変わった形してますね。

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取り付けてみると、クランクの隙間からチラ見してる赤いギアがちょっとオサレです(自己満

 

 

なお、締め付けるときに、チェーンリングのボルトのネジをなめてしまいました(汗

↓のマニュアル通りのトルクやってたんですが、角度がよくなかったのかもしれません・・・反省。

https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-FC0003-06-JPN.pdf

 

いまはちゃんと固定されてるのでいいですが、今後もし外すときは、こんなのを駆使して外すしかないですね。

 

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すべり止め液はなにかと便利なので、工具箱へぜひストックを。

 

 


〇平地でのインプレ
インナー縛りで回してみました。

・・・普通のギアで走ってるのと正直違いがわかりません(ぉ

 

が、ギアを上げて重たくし、引き足を意識的に止めてベタ踏み気味に回してみると、加速⇒加速しない(ギアが軽くてトルクが抜ける感じ)⇒加速⇒加速しない(以下同様)の連続で、スーッと走れずに前後にうにょうにょしながら走る感覚になり、正直気持ち悪いですw

 

要はこの加速しない区間(クランクが4時の位置から6時の下死点)で無駄に踏みつづけても、そこは推進力にはならない区間なので、そこを意図的に軽くし(32T)その区間を早く通り過ごして、反対の足が推進力になる区間(1時から3時くらいのとこ)に素早く橋渡しをし、一瞬だけ重くなった(36T)とこで踏んで推進力を上げるというものです。

なので、ちゃんとペダリングができてる人は平地では正直気が付かないんじゃないかなと思います。逆にいえば、まだロードに慣れていない初心者は、平地でもバロックギアを使うと無駄な力を使わない走りに矯正できるんじゃないかなと思いました。

 


〇坂道でのインプレ
このバロックギアの主目的となる場面かと思います。

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いつもの潮見公園に登ってみました。

プラシーボ効果をなくすために、無理に踏み込むことなく、いつもどおりペース配分に気を付けて走ったところ、タイムは平均的なもので変わりませんでしたが、いつもよりも少し楽に登れた・・・気がします(^^;

 

・メリット
公式HPでも謳っているとおりロスが少なくなり効率的に走れるようになります。(※必ずしも速く走れるわけではないです)

http://www.smith.ne.jp/products_02.html


32Tになっている区間は軽いですが、トルクが最もかかる一瞬は36Tになっているわけで、いつもよりリアギア1枚分程度の重さは一瞬感じます。が、踏み込んだ脚と逆側の脚が素早く上げられるので、ケイデンスを上げやすく、そんなにつらい感じはなく不思議と回せます。

ロングライドで終盤疲れたときなど、どか座りでベタ踏みで坂を登っている人を見かけますが(私のことですw)、そうならずに効率的に登れれば、苦しまずに見た目的にもスマートな走りができるメリットがあるのではないかなと。

 

ちなみに、変速性能は正直あまりシマノ純正と変わりません。これ重要!

あとは見た目ですね(自己満)

 


・デメリット
効率よく回せるようになるので、速く登れるんじゃないかと勘違いして踏み込んでいくと、気が付いたときには脚が終わってます(^^;
当然ですが、同じ重さの物(自分とバイク)を、ある高度まで持ち上げるわけで、少しでも坂を速く登ろうとすればその分パワーが必要です。効率よく回せてるので気持ち的には楽かもですが、パワーはかけているので、脚への負担は増えています。
なので、気づかないうちにオールアウト気味になる可能性もありますので、ロングライドなどではペース配分に要注意です。


〇総評
ということで、個人的には、バロックギアはやはり初心者向けのいい矯正ツールなのではないかと思います。

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平地はもちろん、特にヒルクライム中に下死点でも踏み続けて無駄にパワーをロスしてると余計につらいので、バロックギアを入れていればその分のロスが少なくなり、推進力にパワーを回せるようになるので、初心者だと、速く登れるようになった!と思うのではないでしょうか。

まぁ、実際には速くではなく、”効率よく”登れるようになっただけなんですが。

 

なので、ある程度ちゃんとペダリングが出来ている中級者以上にとっては、1万8千円の出費分ほどの効果は・・・と思います(^^;

 

ただ、スプロケに軽いギア(30Tとか)を入れて坂道対策している方(私もですw)は一歩改善策として導入する価値はあるのではないでしょうか。軽いギアでなら回せるけど、なかなか前に進まなくて、坂で時間かけてヒィヒィ登っている方は、これで少しでもテンポよく回せるようになると随分楽になるかと思います。

 

後日、ロングライドでも効果を試してみたいと思います♪

 

 

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