息子用に新調したスペシャのロード(後日記事にします)から取り外したPRAXISWORKSのZAYANTE(ザヤンテ)というクランクが余ってしまい、二束三文で売りに出すくらいなら、どうにか使ってやろうと画策した記事です。
※正攻法ではないので、自己責任でお願いします。
取り外したザヤンテ。
プラクシスワークス製のクランクで、性能的には105くらいな感じでしょうか。
重量的にも決して重いわけでもなく、剛性もしっかりしてて、実際、十分に使えるクランクです。規格さえ汎用的であれば。
https://www.trisports.jp/products/4370/
↑のHPだと
>30ミリ軸を採用している
と一言で片づけていますが、実際には少し違います。
このクランク専用品のBBを見ていただくと、よくわかります。
(元はBB30のフレームに圧入されていた専用BBです)
左側のクランクが28mmで
右側(チェーンリングついてるほう)が30mmです。
つまり、このザヤンテというクランクの軸が、右側30mm、左側28mmというクッソ面倒くさい造りになっています。なので、30mmのBB(BSA30規格)に交換するだけでは、普通に取付できません。私も作業中に気が付き、一瞬途方に暮れましたw
なお、買ったBBはこちら。写真の上側の黒いほうです。
下側が取り外したシマノのJIS68mm規格のBBでよくあるやつです。
比べてみると、30mmなので内径がかなり大きいです。(シマノは24mm)
BB自体はAmazonでクッソ安いやつです。
街乗りにした元息子用のバイクに使うので、そこまで滑らかな回転とか剛性とか気にしません。が、意外なことにヌルヌル回ります。
なお、BBを締めこむにはBSA専用のレンチが必要ですので、セットで買いました。
合計して4000円弱の出費になります(^^;ザヤンテをゴミにするよりはいいかなと。
ちなみに、この中華BBは左右も締め付ける方向も全然あってませんw
元々JIS68mmのフレームにつけてるからかもしれませんが。。
左右逆で、逆向きに締めこむとイケました。溝をよく見てから締めるといいと思います。
で、あとは普通ならばクランクを通すだけなのですが、先述したように、左側が28mmのクランクなのでそのままつけると、左側のクランクがガタガタでとても走れたもんじゃありません。
というわけで、ここから自己責任な改造をw
28mmと少し細くなっている端っこに、接着剤をつけてビニールテープを何重にも巻いていきますw ある程度乾いたら、何度かBBに通してみて、スカスカ過ぎず、大きすぎず、ちゃんとBBのベアリングが回る太さに微調整して完成!
非常に原始的な手法ですが、これで数十km乗っても今のところ全く問題ありません。ガタもなければ、踏みこんでも全然大丈夫です。
なお、私のフレームでは、そのままクランクを締めても隙間が空いたので、適当なスペーサーをかましています。
というわけで、街乗り用バイクがこんな感じに男前になりました(53-36T)
ま、インナーしか使いませんが何か?(ぉ
プラクシスワークスのクランクが余ってる方、街乗り用に活用してみませんか?