前回の続きです。
フレームだけの状態にしました。(写真はサドル付きですが・・・)
サドルとシートポストを抜いた状態=フレーム+フォークで、重量1380g。
アルミなバラクーダRより、やはり400gほど軽いです♪
が、軽さだけなら最新のアルミでも同等に軽いものもありますね・・・
技術革新ってすごい。
さて、フレームだけにしたのはいいんですが、ここで問題発生。
フォークを左右に動かすと少し渋く感じたので、ベアリングをメンテしようかとケンクリのヘッドパーツを外そうと思ったのですが・・・
フォークが抜けないじゃんっ!!
普通は、ステム外して、フォークコラム内のプレッシャープラグを緩めれば、フォークが抜け落ちるはずなんですが、どうやらカーボンスペーサーがコラムにがっちり固着しているようで、うんともすんとも回らないんです(^^;
なので、↑の写真のように、空中にフォークが浮いているように見えますw
これはもう自分ではどうしようもないので、近所のデポで作業をお願いしました。
結局、業務用工具(↓のホーザンのC-440 ボールレースリムーバーとか)を使って、1時間くらいかかってなんとか抜いてもらいました。これは素人には無理だわ。
てか、このカーボンスペーサー、径が小さくて手で入らないんですが・・・よくこんなのを入れたなぁと。たぶんメーカーから納車時点でそうだったんでしょうが。。
ちなみに、その工具は本来フォークの下玉押しなどに使うリムーバーですが、どうしても困っている方は↓からどうぞ。高額です(^^;
ちなみに、スポーツデポ福岡香椎店のメカニックの方にはいつもお世話になっています。こんな面倒なだけの作業でも引き受けてくれて、おまけに親切にアドバイスもしてくれたり、本当に素敵な方がいて助かります。ショップ購入じゃない私みたいな人にとっては神様ですm(__)m
案の定、ヘッドパーツの下側ベアリングが錆びてました。
上側はまだヌルヌル動きましたが、この際なのでどちらも交換しようとデポで注文しました。
が、やはり下側ベアリングもそのまま捨てるのはもったいないので、シールを剥がしてみて、中のベアリングにグリスをたっぷり塗り込み、しばらく回してあげると、中から汚れが浮き出てきて、渋かった回転もまぁまぁな状態になりました。なので、結局再利用することにしました(^^;注文したやつはリペア用でとっておきます。
あとは、フレームの傷をタッチペンで修復して、コンパウンドで磨いて小傷を隠しました。だいぶ目立たなくなったと思います。
また、FUJIの赤いロゴがいまいち野暮ったかったので、カーボンシートを貼って少しシックな見た目にしてみました。元はこちら。
↓
最後にコート剤を噴いて磨きあげて下準備は完成!これまでのオーナーさんが大事にしていたおかげで、年代物のわりに綺麗です♪
これからパーツを組み上げていきます。また次回に!