徒然なるままにSPECIALIZED・FUJIのロード乗りのブログ

SPECIALIZEDとFUJIのロードバイク愛好家です。スペシャ3台、FUJI3台に乗っています。ロード弄りを中心に、親子でのサイクルイベント等、その他いろいろな趣味や思いついたことを書き溜めていきます。※アドブロック機能をONでご覧ください。広告が邪魔です。

新幹線でロードバイク輪行を初体験。オーストリッチ「ロード320」を使った輪行のコツを紹介

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先日(といっても3月ですがw)、しまなみ海道を走りに行った際、新幹線輪行を初体験してみました。

 

 

輪行は少しハードルが高く感じてしまうかもですが、実際はそうでもないので参考になればと思います。

 

 

新幹線輪行のステップは大きく3つ。

  1. 新幹線を予約
  2. 輪行袋に入れる/出すの練習
  3. 実際の行程

 

です。在来線なら1は不要ですね。

 

 

〇1.新幹線を予約

今回は博多-新尾道区間なので、各停の「こだま」になります。

予約はJR公式のe5489です。J-WEST会員登録が必要です。

www.jr-odekake.net

季節ごとにキャンペーンをやっているようですが、今回は、自分と息子(小学生)の2名で、片道9040円で乗ることができました。

ぶっちゃけ、福岡から尾道までのガソリン代&高速代と、かかる労力(片道4時間半くらい)を考えると、新幹線の方が全然安くて早い(片道2時間半くらい)です(^^;実際、車で自走するよりすごく楽でした。

 

で、新幹線輪行で最も大事なのが

座席の確保!

 

最後部座席の後ろにスペースがあるため、そこを狙います。もしくは最前列の足元に置くかです。

なお、e5489のサイト上でも座席指定はできますが、今回は早めに予約したにもかかわらず、残念ながら往路だけは最後部or最前列座席がとれませんでした。。。ですが、チケットを発券機で受け取りに行った際に、ダメ元で窓口に寄って相談したところ、なんと別車両の最後部座席が空いており座席変更してもらうことができました。最後まであきらめない気持ちが大事です(ぇ

 

というわけで、新幹線輪行の鉄則

・予約は早めに

・予約車両は人が少ない始発or2本目あたりがオススメ(ラッシュ時を避ける)

・最前or最後部の座席がなければグリーン車

・最後の最後で窓口で変更可かどうか聞いてみる。

 

※2020年5月20日からJRの制度が変わっています。

荷物スペースも予約が必須になりますのでご注意くださいませ。

www.westjr.co.jp

www.westjr.co.jp

 

 

 

〇2.輪行袋に入れる/出すの練習

輪行はこれが鬼門?ですよね。

慣れないと不安だと思いますが、やってみると簡単ですのでチャレンジしてみてください。

 

輪行に必要なものは以下です。

輪行袋(私の場合はオーストリッチ ロード320)

https://amzn.to/2U8RZuA

 

・エンド金具

https://amzn.to/2UGY81s

 

・固定バンド 50cmくらいのもの×2本 ※(あると便利。なければ輪行袋に付属のベルトでも可)

https://amzn.to/2vyl6iX

 

スプロケのカバー(あると便利。なければ軍手や布で代用可)

https://amzn.to/2y7x9V7

 

・軍手(あると便利。手が汚れるのは必須なので・・・)

 

※ ロード320は、ホイールを入れるインナーポケットがありますので、2か所での固定です。ポケットがない場合は3か所固定なので3本必要です。

 

 

輪行袋に入れる手順は以下の通りです。 

①ギアをアウター×トップに(チェーンが張っていたほうがバタつき防止になります)

 

②ロードを逆さま(ブラケットとサドルで接地している自立状態)にして、前後ホイールを外す。外したホイールにスプロケカバーを付ける。

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③エンド金具を取り付け、リアディレーラーを操作して2~3段ロー側にする。

エンド金具の取付けは、一旦ボルトを外して、↓のようにシャフトの中にチェーンを通してから、再度ボルトを付けます。

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その後、ホイールを付けるときと同様に、エンド部分にシャフトをはめて、クイックで締めます。締め付けが弱いと、運搬中に外れてしまうので、適度な力で締めましょう。

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リアディレーラーを動かすのは、ロー側にすることでディレーラーがフレームの内側に移動しますので、ぶつけるリスクを減らすためにもやった方がいいと思います。

※しかし、GSなどロングゲージのリアディレーラーの場合、完全にロー側にすると、今度はディレーラーアームが飛び出るので輪行袋に入れづらくなります・・・各自で要調整で(^^;

 

 

④ハンドルを左に切って(チェーンリングのあるギア側とは反対側に切る)、ロードを立てる(サドルのお尻側とエンド金具で接地している状態)※まだ不安定なので余所見注意!

 

輪行袋を広げて、所定の位置に④を置く

 

⑥袋内のインナーポケットにホイールを入れる。

横から見ると少しハの字になるように両側からホイールで挟んで支える感じ。これで手を放しても自立します。

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写真のように、ハンドルのグリップエンド部分を、スポークの間に通すようにします。

 

⑦ダウンチューブのBB付近と、真ん中(ボトルゲージがあるあたり)でホイール2本とダウンチューブを固定バンドで共締めする。かなりきつめに。

 

 

輪行袋の肩紐を、BB付近に回して固定し、袋の切れ目から出しておく。もう片方の肩紐は、トップチューブとダウンチューブ付近に回して固定する。

どちらもフレームが擦れる可能性あるので、タオル等で養生してあげると尚可。

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⑨袋のチャックをほぼ締める。一気に無理して締めると袋が破れますので、少し持ち上げたりして空間の余裕を作ってください。

 

⑩肩紐を持ち上げてみて中が崩れてないか確認して完成!

  

ゆっくりやると15分/台ですかね。新幹線輪行の場合は乗る便に間に合わないとまずいので、最低でも30分前には駅に到着するようにライドのペース配分を考えましょう。

 

※絶対に練習を2~3回はしてから、本番の輪行に臨むようにしましょう。

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〇3.実際の行程

最後は当日の実際の動きです。注意すべきは4つ。

・在来線の乗り換えは余裕をもって焦らない。次の電車を待ってもいいくらいの計画でゆとりを持った行程を考えましょう。

・電車を待つときは、出来るだけ最前列に並んで最初に乗って場所を確保。

・電車を降りるときは最後に。階段を降りるのも最後尾から歩くのがベター

リアディレーラーだけは絶対に死守!ぶつけないように&周りから蹴られないように最善の注意を!

 

とくに重要なのは最後です。他の通行人は気にせずぶつかってきますので、蹴られない位置を歩く、蹴られない位置に置く、を意識するしかないです。

エスカレーターとかエレベーターなど狭いところは特に車幅感覚に注意してください。ホームで待っているときも通行の邪魔にならないように、ですね。

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なお、2020年3月時点のこだまの最後部座席の後ろのスペースはこんな感じで、輪行袋にいれたロードが2台綺麗に入りました。(互いに向きを逆にしていれるとピッタリ)

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こういうときにリアディレーラーが通路にはみ出ないように気を付けてください。

 

ちなみに、今回は往路がたまたまハローキティ―新幹線だったのですが、こちらはなんと大型荷物を置けるラゲッジスペースが設置されてる車両がありました。これはサイクリストにはありがたい仕様ですね~

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↑のJRの発表資料だと2023年度くらいからは荷物スペースが整備されるとのことなので、こういうスペースが全ての新幹線に設置されればもっと便利になると思います。

 

意外と新幹線輪行も気軽にできたので、鹿児島方面や関西方面も走りに行けたらいいなと思います♪アワイチやビワイチもしてみたいですね。

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