ロードバイクで各地を走ると素晴らしい景色に出会えますが、動画はなかなか難しい(というか走行中に邪魔)だと思い、なかなか手を出していませんでした。
というのも、
動画撮影するには背中のポケットに入らないし(入っても他の荷物持てなくなる)、
満足いく動画にはジンバル的な機構がないとぶれぶれになるし、
かといってジンバルは余計かさばるし、おまけに片手運転になると危ない。
ハンドルに固定すると路面からの振動をもろに拾ってぶれぶれになるし、
画角的にも景色しか映らないのが残念(ロードを運転してるPOV感がない)。
ヘルメット装着は見た目的にも邪魔&首の動きと合わせて動く動画は酔うし、
そもそも撮りたいと思ったときにすぐにON/OFFできないしなぁ・・・
という理由でずっと敬遠してたのですが、最適なソリューションがあることに今更ながら気が付きました(^^;それが、
GoPro HERO 7 Blackとネックストラップの組み合わせ
です。
3年前くらいのトレンドをホントに何をいまさらって感じですが、2020年になって気が付きました(^^;
購入したのは、
GoPro HERO 7 Blackの中古w
と、
GLIDER GoPro用 アクセサリー ネックハウジングマウント 本体& アジャスター セット 2020 モデル
です。
アジャスターがあるので落下防止になりますが、着脱はひと手間かかります(^^;
固定ネジもしっかりしてるので、最初に決めた角度がずれることなく撮影できました。
てか、ロードバイク以外にもネックハウジングマウントはPOV撮影に最適だと思いますので、買っておくと使う機会あると思いますよ~
これだけでとりあえず目的の動画は撮れるのですが、
GoPro 3-Way 自撮り棒
https://amzn.to/3c8oql8 ↑の写真の中央のやつです。
も背中のポケットに入れておくと、バイクから降りたときの自撮りにも使えますし、走行中の自撮りも出来ます(片手運転にはなりますので要注意)。
あと、予備のバッテリーは絶対にあるといいです。
私はサードパーティのこれを買いました。
Vemico GoPro バッテリー 3個 USB Type-c充電器 ボックス収納式
https://amzn.to/2wMM9XQ ↑写真は2個ですがもう一個は本体に入れています(^^;
純正のバッテリーとほぼ変わらないくらいの容量で、かつ充電器も使いやすいし、安いし、造りもしっかりしています。純正と合わせて4個あれば、4時間程度の動画撮影が可能です。
で、早速GoPro純正のフレームにいれて、ネックハウジングに固定してみるとこんな感じ。
この組み合わせでのロードバイクで走行してみました!
参考の走行動画はこちら。
装着感:〇 快適!
GoPro自体が軽いので、首から下げてることを忘れるくらいです。
女性や小柄な方で首回りが細い方は、ネックハウジングの横あたりにすべり止めのクッションを巻いておけば、より固定度が高まり、ブレが少なくなるのではと。
操作感:◎ 音声での操作が便利!
こんな感じで音声で電源on/offと録画on/offができるので、走行中に片手運転にならず、手間もかからないので便利です。まさにロードバイク向きな機能!
着脱のしやすさ:〇 しやすい!
↑のネックハウジングの2020年モデルは、脱落防止のアジャスターが付属しているのでひと手間かかりますが、面倒に思う方はそれを使わなければ片手でサクッと着脱できます。正直、ロードバイク程度の振動であれば、ゴムがなくても落ちる気配はありませんのでいらないかもです。
動画のブレ:◎ ほとんどブレなし!ダンシングもOK!
これは↑の動画を観てみていただければわかると思います。
なお、撮影場所は皿倉山に上る前の、スタート地点のゲートに向かうまでの住宅地の坂です(^^;これから皿倉山の前に地味に足を使ってしまうので毎回萎えます(苦笑)
そこそこな斜度があり、ダンシングもしていますが、これだけスムーズに撮影できています。全然ぶれないですよね。
なお、ロードバイクの走行動画なら、GoPro本体の設定は、
・アスペクト比 16:9
・解像度/フレームレート 1080 / 60FPS
・視野角 SuperView
で充分にきれいな動画が撮れます。↑の動画もそうです。
個人的には4Kはいらないんじゃないかなとか。
両腕が湾曲して長く映っているのでタカアシガニ的な気持ち悪さはありますがw、それを気にしなければ、最も広角に録画できるのでいいかなと思います。
録音状況:△ 音声も録音するなら風切り音対策は別途必要。
ゆるりポタやヒルクライムなど20km/h程度までなら、風切り音は気にならないレベルですが、↑の動画のように、そこそこ風が吹いてて、30km/hくらいで走るとやはり気になるかもしれません。
ま、ぺちゃくちゃ喋りながらロード乗る人は少ないと思うのでw、個人的にはこのままでもアリかなと。気になる方は防風カバーをどぞ~
【Taisioner】GoPro HERO5/6/7用 防風カバー
写真撮影も綺麗:〇 広角に写るので、景色と共に自撮りができます。
スマホでもいいですが、これだけ綺麗に広角に映るので、自撮りしやすいかなと思います。これは3-Way 自撮り棒での写真なので、かなり広角に写っていますが、↑のネックハウジングしかなくても、そこそこな画角で撮れますよ~
微妙な点:
悪いところを言うなら、バッテリーの持ちですかね。。
・アスペクト比 16:9
・解像度とフレームレート 1080 / 60FPS
・視野角 SuperView
↑の設定で、大体1時間もつかどうかくらいです。
ちょこちょこ撮影して、撮影後の動画や写真を停まったときに確認して~とかやってたら、あっという間にバッテリーがなくなります。ロングライドなら、間違いなく交換用バッテリーも持参しないとだめでしょう。
なお、メモリーカードは128Gのものを入れていますので、4K動画を撮らない限りは記録容量的には全然余裕です。
【3年保証】microSDXC 128GB SanDisk サンディスク UHS-1 U3 V30
これだけ綺麗でブレの少ない動画が、手軽に撮れるのは素晴らしいです。
現行の8でなくても、7blackでも十分すぎる性能ですし、3万円程度で買えると思うので、程度のいい中古を見つけたらぜひ。コスパいいと思います♪
最近はあまり行きませんが、車でサーキット走行するときも大活躍かと。
※なお、私の動画使用目的は、あくまでも景色のいいとこや、ここは記録に残しておきたいと思った場所のみの撮影で、常に録画ONにするわけではありません。
GoPro自体、長時間作動させると発熱問題もあります。実際、40分ほどかけて皿倉山を登ったヒルクライム動画を撮ってみました(ドン亀で何も面白くないので掲載しませんw)が、本体がほんのり暖かになりました。4K撮影で炎天下で数時間、となるとやはり厳しいのでは?と思います。
なので、ロードに乗って常に録画ONを考えておられる方は、この機種ではなく長時間録画向きなものにすべきだと思います。よくよくご検討くださいませ。