7月末に組んだばかりのSSTですが、連日の猛暑でなかなか長距離を乗る機会がありませんでしたが、100kmほどのライドをしましたのでインプレと、ポジション出しについてまとめます。
組み上げたときの記事はこちら。
初のフルカーボン(しかもレース機材になるような当時のフラグシップモデル)な1台です。
これまで乗っていたバラクーダR(アルミ)との比較についてまとめてみました。
- 蹴り出しの軽さ
これは信号スタートの際にすぐにわかります。4~5回ダンシングするだけで、サクッと巡航速度にのれます。ホイールがデュラになったせいもあるでしょうが、元々同じリムのRS80を履いていたので、そこまで激変はしないはず。となると、やはりフレームの軽さが効いてるんだろうなと。
- 踏んだ反応の速さ
20~25km/hくらいでゆるっと巡行中に、先の歩行者信号が点滅し始めた場合など、少し踏むだけでスッと加速して35km/hくらいまで速度があがります。そのまま踏んでいけば45km/hも出せるくらい(巡行は無理ですがw この感覚は気持ちいいですね~
これでR80 C50を履かせたら、平地巡行は文句ないかなと。
- 巡航速度の速さ
これはいつもの通勤で使う道なんですが、距離20kmの区間で約10分速くなりました。もちろん信号遵守なので、その日によって引っかかるタイミングのせいもあるかもですが、それだけでこんなに違いは出ないので、バイクの巡行性能に依るところが大きいと思います。
- ヒルクライム時の登板速度
これは間違いなくギア1~2枚軽くなります。いつもならもっと手前で30Tに入れていた坂で、しばらく24T~27Tで走っていました。そのせいで、登板速度も10~11km/h⇒12~13km/hにupです。
もちろんギアは重いはずなんですが、先述したように反応がよいので、踏んだらスッと前に出ていく感じでなぜか踏めちゃう感じです。疲れ具合はそんなに変わらない感じでしたので、ロングライドイベント等では体力セーブして登れそうです。
- (デメリット?)横風の影響
バラクーダRはアルミでもそこそこダウンチューブが太めなやつだったのですが、このSSTはさらに太いです(^^;とくにこのBB周り。そのせいか、25km/h前後で巡行中、いつもならそうでもないような風でハンドルを取られる気がしました。逆に、35km/hオーバーで走っていると直進安定性のほうが勝る感じです。
で、ポジションについては、せっかくバラクーダRの時にバイオレーサーを受けてポジション出しをしてもらったので、その際にもらった個人シートを元に調整しました。
正しく調整できているか、2台並べてチェックしてみます。
まず、基準となるBBの位置を合わせます。
その後、サドルの高さを確認。
どちらもBB中心から座面まで71cmです。
が、フレームサイズが2cm違うため(SSTのほうが小さい)、サドル先端からハンドルバーまでの直線距離が5mmほど近くなります。
↑これでサドルをめいっぱい後ろに下げています。
サドルの位置が5mm前に出ることの弊害と対策としては、以下のとおりです。
・ペダリングが窮屈になる ⇒ なるべく後に座るよう心がける
・ハンドルが近すぎて窮屈になる ⇒ 気のせいにする(ぉ
ステムを120mm→130mmにすればいいのでしょうが、勿体ないので、目をつぶることにしました(^^;
というのも、
ハンドルやブラケット位置は確かに5mmほど短くなってはいるのですが、実際に乗ってみると、ハンドル幅がバラクーダRが380mm(下ハン部分は400mm)、SSTが400mmなので、少しだけ腕を開く角度が大きくなり、その分、少しゆとりがあるというか、窮屈さを感じなかったため、このままでもいいのかなと。
なお、この状態で、フロントホイールの位置はほぼ一緒です。
が、リアホイールの位置はSSTの方が少し長いです。このおかげで直進安定性につながっているのかなと。(左がSSTm、右がバラクーダR)
ハンドルの高さもスペーサーでめいっぱい上げて合わせました。これで完成♪
今週末のロングライドイベントで、初のSSTで参戦なので楽しみです♪雨が降らないことを祈るっ。