脊振山は標高1000mを超えていて、福岡近隣では自転車で行ける最高地点なのではないでしょうか。頂上からの澄んだ空気と景色は素晴らしいです。とくにこの紅葉の時期はおすすめ!
ただし、その分坂も素晴らしくしんどいですが(^^;
帰りに三瀬側に降りて美味しいランチを食べられる周遊コースです。
坂嫌い初心者な自分も、10歳の子供もなんとか一緒に登れたので、どなたでもチャレンジできるコースだと思います。
①距離:約50km
まず、↑のルートラボ通りに福岡市側から板屋峠をじわじわ登ります。
今から目の前の山に登ると思うと萎えますね(ぇ
板屋峠は激坂というほど酷い坂ではありませんが(10kmかけて600m登るので平均6%)、体力的に削られます。約30ほどのコーナーがあって、なかにはイン側が酷い傾斜のとこもありますので、素直にアウト側を走りましょう。Stravaで見えない敵とタイムを競ってる人でなければ、インナーローでくるくる回して、脚を残しておくことをおすすめします。そのあとの自衛隊道路の激坂区間に備えて・・・
板屋峠を登りきり、少し下って走っていると、自衛隊道路の入り口が右手にあります。
さて、ここからが地獄の始まりだ(ぉ
距離は5kmと板屋峠の半分ですが、450mほど登りますので、傾斜は1.5倍の平均9%。
初心者が挑戦するにはぎりぎりの坂です。うち、前半の4kmはかなりの激坂です。平気で15%超の区間が出てきますし、道幅が狭いとこで車が通ったりするときに立ちごけ注意です。板屋峠同様にヘアピンコーナーではアウト側走行必須です。
どうにか最後の1kmまで行けば、あとは緩やかな登りで、景色を楽しむ余裕が出てくるでしょう。
自衛隊レーダー基地入口を右側に通り過ぎると、駐車場広場があります。公衆トイレと自販機もあるので一休みできます。
三瀬へ向けての道は、最後に基地へ登る方(↓の写真の真っすぐの道)ともう一本分岐している道(↓の写真の手前右側へ)へ下っていきます。
溝切の道ですし、自衛隊道路に比べ車も多い(気がします)ので気を付けて下ってください。三瀬周辺でランチでもとりましょう♪
最後、福岡市内への道は、三瀬峠かトンネル(有料:自転車30円)があります。
勿論早くて楽なのはトンネルですが、車が多いのと、下りで速度域が速くてループ橋が危険(とくに橋の繋ぎ目の段差)なので、急ぐとき以外は個人的にはおすすめしません(^^;
三瀬側からなら、峠もほんの少し登ればあとはダウンヒルなので、三瀬峠経由での帰路をおすすめします。
②累積標高:1400m
個人的には、英彦山よりしんどかったです。
英彦山の最後のつづら折りも大概だと思いますが。。。
ただ、頂上からの景色が雲泥の差ですし(苦笑)、三瀬でグルメも堪能できることを考えると、背振山のほうが好きですね。あと、他のローディーに会えるので、モチベーションにもつながります(^^;
③舗装:
板屋峠は、ところどころアスファルトが荒れたとこもありますが、ヒルクライム程度の速度では基本的には問題ありません。
自衛隊道路は数年前に舗装されたようで、道は綺麗です。ただし、溝切してある区間が多いので、ダウンヒル時は気を付けてください。
④景色・観光:
標高1000mオーバーからの景色は素晴らしいの一言です。秋は紅葉が素敵ですよ~
私はミリオタではありませんが、自衛隊基地の地対空ミサイルなんかの展示?もあっていいかも?
※あまり施設の中の方を撮ってると自衛官の方に怒られますのでご注意あれ。
⑤休憩場所:
板屋峠~自衛隊道路~脊振山頂までは休憩場所や補給できる店や自販機もありません。
脊振山頂の広場に1台自販機があるだけなので、売り切れも考えると夏場はボトル2本必要だと思います。自衛隊道路の途中に綺麗な小川が流れてるので、どうしてもないときは川の水を拝借するとかですかね(※腹痛注意)
グルメは三瀬に降りるまで我慢です(´・ω・`)
⑥グルメ:
三瀬に降りた付近にはお店も多数あり、選びたい放題ですw
個人的なオススメは、
三瀬の名物のそば屋「木漏れ陽」
https://tabelog.com/saga/A4101/A410101/41002550/
メディアにも紹介される、そばの芽を食べられる有名店です。
もう一つそば屋「無声庵」(店の前がプチヒルクライムですw)
https://tabelog.com/saga/A4101/A410101/41000009/
静かで個人的には好きです。値段的にもリーズナブル。
田舎料理「旬菜舎 さと山」
定食がリーズナブルで美味!
ロードで走ってるときは、そばよりも腹持ちのいい定食が食べられる「さと山」がいいかもですね。ソフトクリームも美味ですよ(カロリー過多
⑦特記事項:
自衛隊道路を登ってる途中と、脊振山頂から三瀬側の麓付近に降りるまで、ドコモの4Gはデータ通信できませんでした。事前に地図を頭にいれておきましょう。通信できないと地図アプリとかは致命的なので、迷わないように。
ちなみに、もう少し脊振山系を縦走して、三瀬から富士しゃくなげ湖を周遊~白糸の滝~糸島一周すれば、1日がかりの山あり海あり食ありのロングライドもできると思います。
latlonglab.yahoo.co.jp
↑実際に走ってませんが、勝手に作ってみましたw
獲得標高がひどいことになってますが、国東160km対策にちょうどよいかも?